2023年9月3日(日)にコンディショニングのスペシャリストの倉持 江弥氏を講師にお招きし、『パートナーストレッチの効果を高めるピン&ストレッチテクニック』セミナーを開催いたしました。
今回の講義内容は下記の通りです。
- ピン&ストレッチテクニックとは
- ピン&ストレッチテクニックの特徴
- 筋膜・皮膚の構造
- 体のかたさとは
- 実技(下半身・上半身)
※本セミナーの内容は9月10日(日)発売のオンライン講座でも学ぶことができます。興味がございましたら下記リンクをご覧くださいませ。
前半は座学にて、ピン&ストレッチテクニックの特徴や、筋膜・皮膚の構造、禁忌事項など詳しく学びました。緊張した筋肉の緩和や可動域の改善に役立つテクニックを実践的に身につけることができます。
大臀筋へのアプローチです。スタッキングポイントへの圧迫(圧刺激)に、組織と関節への伸張を加えていきます。圧迫側は強く固定しすぎないことがポイントです。
ハムストリングスへのアプローチです。遠位部から近位部にかけて、段階的に圧迫の部位を移動させてストレッチを行います。母指で圧迫する部分と、手掌で圧迫する部分が異なります。
腰方形筋や多裂筋といった腰背部へのアプローチです。座位で行えるため施術が行いやすく、かつ短時間で効果を感じやすい部位です。こちらも圧迫する部位を移動させながらストレッチを行うとより効果的です。
今回ご紹介したストレッチ以外に沢山の筋肉に対してのアプローチを知ることができます。パートナーストレッチだけではなかなか筋肉が緩まない時に用いると、ピンポイントで狙った筋肉を伸ばすことができます。特に緊張してしまってなかなか伸ばすことができない筋肉や、筋自体が小さくて上手く伸ばせない時に効果的です。反復して練習し、テクニックを習得しましょう!