【レポート】高齢者パーソナルトレーニング指導法(最新版)

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2023年5月9日(火)に『高齢者パーソナルトレーニング指導法セミナー』を開催いたしました。

高齢者トレーニング指導に長く関わってきた澤木一貴が、高齢者の特徴やパーソナルトレーニング指導で行っている運動指導法と多数のエクササイズバリエーション、注意すべき点などをご紹介いたします。トレーナーでなくても、身内の高齢者の方へ運動指導をしたい人にも役立つ内容です。
今回のセミナーで行った内容は下記の通りです。

  • 高齢者の定義と特徴
  • 平均寿命と健康寿命
  • 高齢者の身体的特徴
  • 高齢者運動プログラム例
  • 高齢者運動プログラムの実際
  • 高齢者向けパーソナルトレーニングの販促

▲前半は座学にて高齢者の定義や平均寿命・健康寿命について、また高齢者の身体的特徴について理解を深めました。運動指導に当たる前に、様々な身体的特徴や諸リスクに関して正しい知識を身に着けておく必要があります。

▲座位での姿勢のチェックです。ストレッチポールなどを用い、胸椎や腰椎の屈曲を修正しながら肩関節の可動域を見ていきます。そのまま椅子に腰かけるよりも負担を軽減することができ、体幹に力を入れる練習にもなります。

▲立位でのヒップアブダクションです。ポールを支えとして使用し、片足立ちの練習をしながら臀筋群を刺激します。転倒防止や日々の歩行動作に効果があります。姿勢と呼吸を常に意識しながら行いましょう。

▲こちらは座位でのゴムバンドを用いたロウイング動作のトレーニングです。トレーナー側の抵抗のかけ方により自由に負荷が調節でき、立位でのロウイングが難しい方でも安全に行うことができます。左右で均等に力をかけること、また姿勢が崩れていないか常に注意しましょう。

▲まずは高齢者とはどのようなものか正しく理解することから始めましょう。人生の先輩への尊敬の気持ちを持って接し、寄り添いながら、継続できるプログラムを作成する必要があります。また、パーソナルトレーニング以外の時間へのフォローも必須です。

ご参加ありがとうございました♪

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