2024年3月3日(日)に開催された「反り腰の評価とコンディショニング」セミナーのレポートです。講師はコンディショニングスペシャリストの倉持江弥氏で、反り腰の評価方法やコンディショニングエクササイズについて解説されました。講座で行った内容は下記の通りです。
- 重力と姿勢の関係
- 脊柱の構造と反り腰について
- 呼吸と姿勢
- 反り腰を改善する呼吸コントロールとエクササイズ
講座の模様をご覧ください。
▲まず最初に、反り腰の状態については、座学で重力、筋肉、関節の構造などに触れ、MRI画像なども交えながら詳細に説明いたしました。これにより、理論を十分に理解した上で、評価やコンディショニングエクササイズの実践に移っていきます。
▲最初に、評価の実践です。前屈や後屈の運動から始め、回旋の動きを評価し、どこがどのように動くか、どのような癖があるか、そしてどこに問題があるかを評価していきます。これらの評価を基に、適切なコンディショニングプログラムを立てていきます。
▲今回は特に呼吸に焦点を当てたエクササイズを実践しました。写真のような特定の姿勢を取ったり、歩きながら呼吸に注意を払いながら行うことで、その後の姿勢や動きに大きな変化が現れます。さまざまなエクササイズに先立ち、まず呼吸を整えることで、体の調子を整えていくアプローチを取りました。
▲写真のエクササイズは、股関節などが制約され、四つん這いの姿勢が難しい方を対象に、座位で行うバリエーションを紹介しています。このエクササイズでは、トレーナーの手を押しながら呼吸を実践します。
今回は、呼吸のエクササイズを中心にコンディショニングを整える方法に焦点を当てました。特に難しい方法ではなく、容易に取り入れられる方法が紹介されました。
受講者の方々も、エクササイズ前とエクササイズ後の動きや姿勢の変化に驚かれたようです。
本講座は、3月10日(日)よりオンライン講座として販売されます。講座内で行った評価やエクササイズなどを録画・編集し、学びやすい形で提供されるオンライン教材となります。詳細については以下をご参照ください。