【レポート】6/16(日)マタニティトレーナー養成講座

2024年6月16日(日)にマタニティトレーナー養成講座を開催しました。妊娠中の方に運動指導を行うことに不安を感じる指導者の方も多いと思います。その不安の多くは、「妊娠中のトレーニング指導によって妊婦さんや赤ちゃんに何かあったらどうしよう…」というものではないでしょうか。しかし、正しい知識やトレーニングの指導法、注意点を知っていれば、妊娠中でも安全で効果的なトレーニング指導が可能です。


本講座では、体調の変化や運動時の注意点、母親と赤ちゃんの健康を考慮したトレーニング方法を習得し、適切なエクササイズの選択や妊娠による影響を考慮したアドバイスを提供できるようになります。受講後は、すぐにマタニティトレーニングを開始できるレベルに達します。


以下に講座の様子をご紹介いたします。


※次回開催は8月18日(日)です。詳細・お申し込みは下記リンクをご覧ください。


妊娠に関する基礎知識



講座はまず座学から始まり、「妊娠とはどういう状態なのか?」を学習します。妊婦さんをサポートする際には、妊娠の時期によって起こる心身の変化を知っておく必要があります。体の中で何が起こっているのか、妊娠中のホルモンの変化や運動における禁忌について、講師の中村氏が自身の経験談を交えて解説してくれました。妊娠について詳しく知ることで、お客様に寄り添ったマタニティトレーニングを提供できるトレーナーになることができます。

マタニティトレーニングの指導における配慮




妊婦さんへのトレーニングでは、指導時に配慮すべき点がいくつかあります。これはマタニティトレーニングの最も重要なポイントです。

例えば、ラットプルダウンでは、下にフレックスクッションを置いて行います。これは、通常の方法だと大きくなったお腹を圧迫してしまうためです。フレックスクッションの上に座ることで、股関節の角度を意図的に浅くしています。

また、胸椎の回旋を行うソラシックローテーションでは、横向きになる際の体の動かし方や、横向きになったときにタオルを使ってお腹を圧迫しないようにするなど、細やかな配慮を行っています。

マタニティトレーニングの最大のポイントは、妊婦さんへの配慮と気配りにあります。

指導のロールプレイ




最後には、実際の妊婦さんへの指導を想定したロールプレイを行います。講座で紹介したエクササイズを、配慮や気配りを忘れずに指導できるかを確認します。単に動きを覚えるだけでなく、指導に活かせるようにすること、そしてすぐにマタニティトレーニングをスタートできるようになることを目指します。



妊娠によって運動から離れてしまうこともありますが、正しい知識を持って運動に取り組むことで、体力を維持したり気分転換を図ることができます。マタニティトレーニングはまだ認知度が低いですが、サワキジムアカデミーではこの講座を通じて正しいマタニティトレーニングを普及させ、妊娠中の方々が健康でいられるように、また出産までの間に運動でサポートできるトレーナーを養成し広めていきたいと考えています。

この講座を受講することで、すぐにマタニティトレーニングを始めることができます。新しいサービスの提供や、何より妊娠中の方々の健康をサポートするトレーナーを目指してみませんか。



次回開催は8/18(日)です。詳細は下記リンクをご覧くださいませ。

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