【レポート】東京7/11(火)ファンクショナルトレーニングベーシックコース

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2023年7月11日(火曜日)に、ファンクショナルトレーニングベーシックコース(第45期)を開催いたしました。このコースは、正しい姿勢で正確に動くためのファンクショナルトレーニングの基礎理論と機能を向上させるためのエクササイズを1日かけて学ぶコースです。以下の内容を学びました。

  • ファンクショナルトレーニングの定義と目的
  • ジョイント・バイ・ジョイント理論
  • 代償動作を修正するためのポイント
  • パフォーマンス向上のためのウォーミングアッププログラム
  • 機能的な身体づくりのためのストレングストレーニング

コースの模様は以下の通りです。


こちらの写真では、胸椎と呼ばれる部位へのアプローチを行っています。背中にはボールを2つ置いています。胸椎は可動性を持つ関節であり、大きく動かすことが重要ですが、多くの方がこの部位が硬くなり、動きが制限されてしまっています。

胸椎の可動性が低下すると、肩こりの原因となり、姿勢の悪化にもつながります。スポーツにおいては、バッティングやスイングなどの回旋動作においても、胸椎の動きが制限されることで、腰椎に負担がかかり、腰のけがのリスクが高まります。

トレーニングや競技練習の前に胸椎の可動性を向上させることで、動作のパフォーマンスを向上させるだけでなく、けがの予防にもつながるのです。

こちらの写真では、ワールドグレイテストストレッチと呼ばれる種目を行っています。このストレッチは、世界一偉大なストレッチとして知られており、全身を効率的にストレッチすることができます。

ファンクショナルトレーニングのウォーミングアップ(ムーブメントプレパレーションとも呼ばれます)では、このストレッチ以外の種目や、軸づくりのためのエクササイズ、神経筋の活性化エクササイズなどを行い、身体が動きやすい状態を整えます。

そして、メインの動きに入る際には、怪我をせずに高いパフォーマンスを発揮できるように心掛けていきます。

ファンクショナルストレングスでは、荷重のかけ方やポジションを変えながら、体軸に対して負荷をかけたトレーニング動作を行います。これにより、実際の動作の中でも軸をぶらさずに強い力を発揮できる体を目指していきます。

写真では、スプリットスタンスというポジションを取り、軸脚側にダンベルを持ってショルダープレスを行っています。

下半身でしっかりと身体を支え、重りの方向に崩れないようにポジションを保ちながら行うことで、強い体軸と垂直に押す力を強化していきます。

こちらはチューブを使用した回旋のトレーニングです。回旋動作はファンクショナルトレーニングで特に行われる特徴的なエクササイズであり、チューブやケーブルなどを活用して股関節や胸椎をダイナミックに動かしていきます。

このトレーニングでは、下半身から上半身へのパワーの連動や股関節や胸椎の回旋可動性の向上・強化を目指します。

また、競技パフォーマンスにも直結しやすいトレーニングです。

ファンクショナルトレーニングベーシックコースでは、パフォーマンス向上のためのプログラム、理論、エクササイズなどを1日で学ぶことができます。次回の開催は10月31日(火曜日)です。

また、より実践的なエクササイズに焦点を当てたファンクショナルトレーニングアドバンスコースもあります。アドバンスコースは、ベーシックコースの受講を必須とせず、どなたでも受講できるコースです。次回の開催は8月29日(火曜日)です。

詳細については、SAWAKI GYM ACADEMYのホームページをご覧いただくか、info@sawakigym.comまでお気軽にお問い合わせください。

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